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2014年10月24日金曜日

Gerald Wilson Orchestra blues for Yna Yna




Camell Jones

Blues For Yna Yna
Written-By – Gerald Wilson
Trumpet [Soloist] – Carmell Jones
Tenor Saxophone [Soloist] – Harold L
Bass – Jimmy Bond
Drums – Mel Lewis
Organ – Richard Holmes
Robinson 1961年録音

BluesFor Yan YanはGerald Wilsonのオリジナル・ブルース。Funkyな曲想のテーマとソロオーダーも充実して特にトップのCarmell Jones(tp)のソロに圧倒されます。よくこの新人を見いだしたものです。
この後録音されることになる数枚のリーダーアルバムでも聞く事ができなかったような素晴らしいブルースソロを展開してくれます。
次はベテランの(ts)Harold LandとRichard Holmes(org)が続きそれをオケがバックで煽る構成でファンキーでエキゾチックな魅力的な曲になっています。西海岸のFunkyとでも表現したいGerald Wilsonのセンスが感じられます。

2014年10月23日木曜日

Noutorious Tourist From East - Toshiko Akiyoshi


「東からの悪名高き旅行者」 秋吉敏子オリジナル、ラテン調の名曲です。
ハードバップのピアニストのルーツはどこをどう辿ってもBud Powell に行き着くのですが、秋吉敏子はその影響を特に強く受けてスタートし、成長します。
そして成熟した1986年のこの演奏には本当に驚きました、どこのライブか分からないのですが、これがよくぞyoutubeにupされていたものです。
ほとばしるように叩き出されるアドリブの一音一音が胸に突き刺さってきます、ブルースソロを完全にコントロールできるテクニックを獲得し、溢れるようなブルース感覚のうねりを最後まで持続させ飽きさせません、もしかして秋吉敏子はここであのBud Powellの領域に手が届く高さまで 到達していたのでは。
1986年録音